名前の通り逆マーチンゲール法は、マーチンゲール法の派生攻略法ですが、手法的にはまったく反対のアクションを行う攻略で、別名パーレー法とも呼ばれています。

マーチンゲール法は理論上、100%勝てることが特徴で利益は追い求めない手法でしたが、逆マーチンゲール法は勝率よりも高い利益に振った攻略法なので、負けるリスクが高くなるという欠点もあります。
このリスクを管理するためにも、マーチンゲール法と逆マーチンゲール法の違いをよく理解し、利益を最大化するために運用のポイントを知っておくことが重要となります。

ここでは、マーチンゲール法とは似て異なる逆マーチンゲール法の欠点と運用のポイントについて解説していきたいと思います。

逆マーチンゲール法の基礎

逆マーチンゲール法の基礎

とても有名なマーチンゲール法は「負けたら倍額をベット」することで知られていますが、逆マーチンゲール法はこの反対に「勝ったら倍額をベット」していく手法で、マーチンゲール法とは違い利益を優先した攻略法となっています。

しかし、マーチンゲール法と共通しているところも多く、対象となるゲームは勝率50%で配当が2倍のバカラやルーレット、ブラックジャックなどに効果的となっています。

具体的なやり方ですが、1ドルをベットして勝ったら次は倍額の2ドルをベットし、さらに勝ちが続けば4ドルという感じで、ゲームに勝ったら倍プッシュを負けるまで繰り返します。
仮に、3連勝できれば7ドルの利益で5連勝なら31ドルと、どんなにベット額が膨らんでも一勝で1ドルしか利益が出ないマーチンゲール法とは、まさに桁違いの収益の多さです。

リスクを回避と引き換えに小さい収益を積み重ねるマーチンゲール法と、一勝で大きな利益を狙う逆マーチンゲール法の違いが理解できたでしょうか?

逆マーチンゲール法の欠点とは?

逆マーチンゲール法の欠点とは

一勝で得られる利益で比べれば、逆マーチンゲール法のほうが圧倒的に有利で、もうマーチンゲール法は不要と考える方も多いかもしれませんが、逆マーチンゲール法は利益を優先した分だけ欠点もあるのです。

マーチンゲール法が有利な点は、いくら負けが続いても一勝でもすれば損益を回収しさらに利益がでますが、逆マーチンゲール法は負けてしまうと、普通に損失となります。

逆マーチンゲール法は、勝った時に倍プッシュする特性上、勝ちが続けば利益が爆上がりですが、一度でも負けるとそれまでの利益は水に流れるだけでなく、さらに最初のベット額が損失として計上されてしまいます。

連勝が続くと、物凄い勢いで収益が上がっていくため、ついつい熱くなり引き際を見失いがちになってしまうのも逆マーチンゲール法の欠点と言えるでしょう。

とはいえ、カジノゲームで連勝する確立と言うのは極めて低いのが現実で、2連勝は25%、3連勝は12.5%、4連勝は6.3%と次第に確立は低下していき、7連勝する確率に至っては0.8%しかありません。
もちろん、ベット単位で見れば勝てる確立は50%ともいえますが、それでもずっと連勝を続けるのは無理というものです。

逆マーチンゲール法は負けたときの損益が大きく、ハイリスクハイリターンであることを把握して導入するようにしましょう。

逆マーチンゲール法運用のポイント

逆マーチンゲール法には欠点がありますが、これを補う運用をすることでリスクを軽減しより高い効果を発揮できます。
逆マーチンゲール法で最も重要なのが、連勝しているときの「勝ち逃げ」のタイミングで、これをゲーム中の勘に頼らず、予めルールを決めておき従うことが重要です。

連勝しているときは気持ちが高ぶって、つい続けてベットをしたくなりますが、勝率50%のゲームの場合は概ね3~4連勝が限界となっており、3連勝したら一度ゲームを止めるのがおすすめです。
リスク管理を優先するなら3連勝で止めて置き、リスク覚悟でより高い利益を優先するのであれば5連勝までという感じでしょうか。

また、1つの攻略法に固執する必要はなく、逆マーチンゲール法とマーチンゲール法を使い分けることもおすすめです。

例えば、逆マーチンゲール法で損失を被ってしまったら、マーチンゲール法に切り替えて損失の回復に集中するといった運用方法です。
そして十分に資金を取り戻したら、再び逆マーチンゲール法で勝負に出るのも悪くないでしょう。

2つの攻略法を使いこなすことで、攻めと守りを柔軟に切り替えることができるのは大きなメリットと言えるでしょう。

まとめ

まとめ

マーチンゲール法とは似て異なる逆マーチンゲール法の欠点と運用のポイントについて解説してきましたが、参考になったでしょうか?
逆マーチンゲール法は収益の最大化を優先した、マーチンゲール法とはまったく逆の目的の攻略法ですが、バカラやルーレット、ブラックジャックなど勝率50%のゲームに有効なのは同様となっています。

マーチンゲール法と違い負けると大きな損失となり、連勝しないと収益もあまり上がらないという欠点も存在します。
せっかくの連勝で得た収益を失わないためにも「勝ち逃げ」のタイミングが重要となってきますので、予めルールを決めて勘に頼らないようにしましょう。

マーチンゲール法と逆マーチンゲール法をゲームの流れによって、切り替えて使うことをおすすめします。

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